ZoomInfo
ズームインフォThe Go-To-Market platform powered by AI and real-time B2B data
ZoomInfoとは?
ZoomInfo は、B2B営業・マーケティング向けエンタープライズGTMプラットフォームの世界最大級プレイヤー。2019年に DiscoverOrg(2007創業)と Zoom Information(2000創業)が合併して現体制になり、2020年に NASDAQ:ZI として上場した。
核となる資産は、300Mを超える検証済みプロフェッショナルプロフィールと100M超の企業データベース。電話直通番号・メール・職位・テクノグラフィー・組織図・予算サイクルなどを継続的にクロール・検証している。Apollo.io が中小〜中堅向けの低価格帯を取りに行くのに対し、ZoomInfo はエンタープライズ向けにデータ品質と Intent Signals(第三者購買意向データ)の精度で差別化している。
プロダクトラインは SalesOS(営業向け)/MarketingOS(ABM・広告連携)/TalentOS(採用)/OperationsOS(CRMデータ整備)の4本柱。2024年に投入した ZoomInfo Copilot により、AIが「次に誰にアプローチすべきか」「何をメッセージすべきか」を提案し、Conversation Intelligence(旧Chorus.ai)が通話を解析してコーチングまで自動化する。
2025年には公式MCPサーバー(https://mcp.zoominfo.com/mcp)を公開し、Claude Connectors・ChatGPT native app・Microsoft Copilotから直接ZoomInfoデータを呼び出せるようになった。エージェント時代のB2Bデータ基盤として再ポジショニングを進めている。
価格はエンタープライズ志向で完全要問合せ。最低契約は年間 $15K 程度から、多くの導入企業は $30K〜$75K+/年のレンジ。credit制(contact view・export ごとに credits を消費)が採用されており、見積段階で credit 数の見極めが必須となる。
ZoomInfoの歩み
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Zoom Information, Inc. 創業(マサチューセッツ州ウォルサム)
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DiscoverOrg がオレゴン州で創業(B2Bコンタクトデータベース)
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DiscoverOrg が Zoom Information を買収・統合し ZoomInfo ブランドへ統一
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NASDAQ:ZI として上場、IPO 評価額 $8B超
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Chorus.ai(Conversation Intelligence)統合完了、SalesOS拡充
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ZoomInfo Copilot をリリース、AIセールスアシスタント本格投入
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公式MCPサーバー(mcp.zoominfo.com)公開、Claude Connectors / ChatGPT native app / Microsoft Copilot 統合
ZoomInfoでできること
ZoomInfo Copilot(AIセールスアシスタント)
Intent Signals・組織図・テクノグラフィー・公開ニュースを統合解析し、「いま誰にアプローチすべきか」「何を伝えるべきか」をAIが提案。パーソナライズメールの下書きまで生成。
300M+ プロフェッショナル × 100M+ 企業データベース
電話直通番号・メール・職位・テクノグラフィー・組織図・売上規模・予算サイクルまで網羅。エンタープライズ志向の高品質データで Apollo.io との最大差別化軸。
Intent Signals(購買意向データ)
第三者ウェブサイト訪問・コンテンツ消費から購買意向を機械学習でスコアリング。「いま検討中の企業」を可視化し、ABM・アウトバウンドの優先順位付けに活用。
Conversation Intelligence(旧 Chorus.ai)
営業電話・Web会議の録音を自動文字起こし・要約・キーワード抽出。コーチング指標の自動算出、Deal Risk の検出まで実施。
SalesOS / MarketingOS / TalentOS / OperationsOS
営業・マーケ・採用・RevOpsを横断する4製品ライン。CRMデータ整備(OperationsOS)から ABM 広告配信(MarketingOS)まで一貫対応。
こんな使い方
エンタープライズ B2B Outbound
エンタープライズ SaaS の SDR・営業マネージャーICP に該当する企業を Intent Signals で抽出し、Copilot が生成したパーソナライズメールで一斉アプローチ。Salesforce / HubSpot に自動同期。
ABM(Account-Based Marketing)
B2B マーケティング責任者・Demand GenMarketingOS でターゲット企業リストを構築し、購買意向シグナルが立った瞬間に LinkedIn / Google 広告を配信。営業フォローまでハンドオフ。
海外市場リサーチ・進出
海外進出を狙う日本企業の事業開発・海外営業米欧アジア各市場の業種別意思決定者リスト・組織図・テクノグラフィーを取得し、海外進出の初期営業ターゲットを設計。
メリット・デメリット
メリット
- ✓ 300M+ プロフェッショナル × 100M+ 企業データの規模・品質はB2Bデータベースで業界最高峰
- ✓ Intent Signals(購買意向データ)の精度・カバレッジで Apollo.io より明確に優位
- ✓ 公式MCPサーバーで Claude / ChatGPT / Microsoft Copilot からネイティブ操作可能
- ✓ Conversation Intelligence(Chorus.ai 統合)まで含めGTM全工程を1社でカバー
デメリット
- × 価格がエンタープライズ志向で高額。最低でも $15K/年〜、多くは $30K〜$75K+/年
- × credit制(contact view / export ごとに credits を消費)の落とし穴があり、年度途中で枯渇するケースが頻発
- × 最低契約期間1年・自動更新条項の交渉余地が小さく、中小企業には敷居が高い
- × 日本企業データの規模・鮮度は米欧と比較して劣る。国内特化なら SalesNow・FORCAS の方が実用的
料金プラン
料金は記事執筆時点(2026年4月)の情報です。為替レートやプラン改定により変動する場合があります。最新情報はZoomInfo公式サイトをご確認ください。
- SalesOS の基本機能
- コンタクト・企業データ検索
- credit制(年間2,500〜程度・契約で増減)
- 最低契約期間1年・自動更新あり
- 中堅企業のエントリー
- Intent Signals(購買意向データ)
- 組織図・テクノグラフィー
- 高度な検索フィルタ
- credit数増量
- 中〜大企業向け標準
- ZoomInfo Copilot(AI Sales Assistant)
- Conversation Intelligence(旧Chorus.ai)
- 公式MCPサーバー / ChatGPT・Copilot統合
- Workflows・高度な自動化
- エンタープライズ向けフル機能
AI観点の評価
- ✓ ZoomInfo Copilot(AIセールスアシスタント)
- ✓ AI Research Agent(企業・人物の自動リサーチ)
- ✓ Intent Signals(購買意向の機械学習スコアリング)
- ✓ Conversation Intelligence(通話の文字起こし・要約・コーチング)
- ✓ AI-Generated Email(パーソナライズドラフト生成)