Melio
メリオ中小企業のための請求書支払い・入金管理プラットフォーム
Melioとは?
Melioは2018年創業の米国B2B決済プラットフォームで、中小企業・会計事務所・フリーランスの支払い・入金業務をデジタル化する。ACH振替・クレジットカード・紙小切手・国際送金など多様な決済手段を提供し、ベンダー側はMelioへの登録不要で受け取り可能な点が特徴。QuickBooks Online/Desktop・Xeroとのリアルタイム双方向同期で仕訳・照合を自動化。OCRによる請求書自動取込、承認ワークフロー、AIアシスタント「Agent Mel」を搭載し、経理チームの意思決定を加速する。2025年10月にXeroが25億ドルで買収し、現在はXeroグループの一員として米国SMB向け決済インフラを担う。
Melioの歩み
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イスラエル出身の起業家によりニューヨークで創業
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シリーズC(1.1億ドル)でユニコーン企業に到達(評価額13.35億ドル)
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シリーズD(2.5億ドル)で評価額40億ドルに達する
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Fiserv主導のシリーズE(1.5億ドル)。Shopify・Capital Oneも参加し評価額20億ドル
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Xeroが25億ドルの現金対価(最大30億ドル)での買収を発表(6月)、10月完了
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AIアシスタント「Agent Mel」をリリース。経理・会計事務所向けに展開開始
Melioでできること
多様な支払い方法
ACH・クレジット/デビットカード(2.9%手数料)・紙小切手・国際電信送金に対応。ベンダーはMelio登録なしで受け取り可能。
請求書自動取込(OCR)
PDFや画像をアップロード、またはメール転送するだけで請求書データを自動抽出。AI学習で勘定科目を自動分類。
承認ワークフロー
金額・ベンダー・部門ごとに多段階承認ルールを設定。リモートチームでも支払い権限管理が容易。
会計ソフト同期
QuickBooks Online/Desktop・Xero・FreshBooksとリアルタイム双方向同期。支払い・請求書・ベンダー情報を自動反映。
AIアシスタント「Agent Mel」
チャット形式でベンダー残高・支払い状況・超過支払いリスクを即座に照会。会計士・経理担当の意思決定を高速化。
売掛金(AR)管理
カスタマイズ可能な請求書を発行し、ACHまたはカードでの入金を受け付ける。全プランで利用可能。
こんな使い方
中小企業の経理部門が毎月の支払いを自動化
中小企業のオーナー・CFO仕入先への支払いをMelioに集約し、QuickBooks同期で二重入力を排除。カードで支払いながらベンダーにはACHで届けてポイントを獲得する運用も可能。
会計事務所が複数クライアントの支払いを一元管理
会計士・ブックキーパー複数クライアントのMelioアカウントを会計士ダッシュボードから横断管理。Agent Melで各クライアントの未払い状況を即座に把握し顧問業務を効率化。
成長企業がAPIでERP/社内システムと支払いを統合
エンジニアリング・財務オペレーションチームPlatinum プランのREST/GraphQL APIとWebhookを活用し、ERPや調達システムから直接Melioの支払いを起票・承認・実行するカスタムワークフローを構築。
メリット・デメリット
メリット
- ✓ 無料プランでACH送金5件/月が使え、スモールスタートに最適
- ✓ ベンダーがMelio未登録でも支払い送信でき、導入ハードルが低い
- ✓ QuickBooks・Xeroとのリアルタイム双方向同期で経理工数を大幅削減
- ✓ Agent Mel(AIチャット)で支払い状況・ベンダー分析を即照会可能
- ✓ REST・GraphQL・Webhook・OAuth・OpenAPI仕様が揃いシステム統合しやすい
デメリット
- × 米国専用サービスのため日本語対応・JCB・JPY請求書は非対応
- × APIアクセスはPlatinum(招待制)プランのみで中小規模での利用はハードルが高い
- × カード払い手数料2.9%が毎回かかり、大口支払いはコスト増になる
料金プラン
料金は記事執筆時点(2026年4月)の情報です。為替レートやプラン改定により変動する場合があります。最新情報はMelio公式サイトをご確認ください。
AI観点の評価
- ✓ AIアシスタント「Agent Mel」:支払い状況・ベンダー履歴・未払い状況をチャットで即照会
- ✓ OCR搭載の請求書自動取込:スキャンまたはメール転送で請求書データを自動抽出
- ✓ AI学習による勘定科目・クラス・部門の自動分類(補正から継続学習)
- ✓ 異常検知:重複請求・閾値超過支払いをMLでフラグ検出
- ✓ キャッシュフロー予測と支払いパターン分析レポート