Keapとは?
Keapは2001年創業の中小企業向けCRM・マーケティングオートメーション統合ツール。旧称Infusionsoftとして長年市場を牽引し、2019年のリブランドで操作性を大幅改善。連絡先管理・メール/SMSキャンペーン・パイプライン・決済・予約・ランディングページをひとつの画面で管理できる。カスタマイズ可能なオートメーションビルダーが特徴で、「目標→シーケンス」形式で顧客旅程を視覚的にマッピングできる。これからの自動化時代にシンプルさと深みを両立したいスモールビジネスに最適。2024年のThryv買収後も製品は継続提供されている。
Keapの歩み
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Scott・Eric Martineau兄弟とClate MaskがArizonaでInfousionsoftを創業
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Goldman Sachsなどから5,400万ドルの資金調達を実施
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年間売上1億ドル超を達成、中小企業向けCRM市場でリーダー的地位を確立
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Infusionsoftから「Keap」にリブランド、ライト向け新プランを同時投入
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3万1,500社超・20万5,000ユーザーが利用、累積決済処理額25億ドル超を記録
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Thryv Holdings社が8,000万ドルの現金取引でKeapを買収(10月完了)
Keapでできること
ビジュアルオートメーションビルダー
ドラッグ&ドロップ式のキャンペーンビルダーで、リード獲得から成約後フォローまでを一連のフローとして構築できる。AIプレイテンプレートも活用可能。
統合CRM・パイプライン管理
コンタクト管理、商談パイプライン、タスク、タグ付けセグメントを一元化。チームごとに進捗をリアルタイムで把握できる。
メール・SMSマーケティング
メールキャンペーン作成・配信・A/Bテストに加え、SMS送信も同一画面で実行。AIによる文章生成支援も搭載。
決済・請求機能
見積書・請求書の作成から決済処理まで内蔵。サブスクリプション課金や定期支払い設定にも対応。
予約管理・ランディングページ
カレンダー連携による自動予約受付と、ノーコードのランディングページ作成機能を標準装備。
レポーティング・スマートリードスコアリング
エンゲージメント行動をAIが自動分析してリードスコアを算出。コンバージョン最適化のインサイトをダッシュボードで確認できる。
こんな使い方
コーチ・コンサルタントの集客自動化
個人事業主・フリーランスコーチウェビナー申込→フォローメール→セールス電話予約→成約後オンボーディングの全フローを自動化し、手動対応を最小化。
Eコマース事業者の顧客育成
小規模ECサイト運営者購買後の自動サンキューメール、クロスセル提案、レビュー依頼を時系列で配信。リピート購入率の向上に活用。
サービス業の受注・請求一括管理
工務店・士業・クリニックなどの地域サービス業見込み客フォーム送信→見積書自動生成→契約→請求書発行まで一気通貫で処理し、管理コストを大幅削減。
メリット・デメリット
メリット
- ✓ CRM・オートメーション・決済・予約が一体化しており、ツールを複数契約する必要がない
- ✓ ビジュアルキャンペーンビルダーが直感的で、複雑なフローも視覚的に管理できる
- ✓ REST API・OAuth・Webhook(署名付き)・OpenAPI仕様書が揃っており、外部連携が容易
- ✓ Zapier経由で2,500以上のアプリと連携可能
- ✓ 14日間の無料トライアルあり(クレジットカード不要)
デメリット
- × 最低価格が月$249〜と中小企業向けにしては高めで、さらに必須の初期導入費$500が別途発生する
- × 日本語UI・ドキュメント非対応のため国内ユーザーの利用ハードルが高い
- × 公式MCPサーバーは未提供でAIエージェント連携は現時点でコミュニティ頼み
料金プラン
料金は記事執筆時点(2026年4月)の情報です。為替レートやプラン改定により変動する場合があります。最新情報はKeap公式サイトをご確認ください。
AI観点の評価
- ✓ AIメール・SMS文章生成(プロンプトから自動作成)
- ✓ スマートリードスコアリング(エンゲージメント行動を自動分析)
- ✓ AIオートメーション提案(トリガー・アクションの文脈依存サジェスト)
- ✓ コンタクトエンゲージメントインサイト(AI要約)
- ✓ AIプレイ(リード獲得・転換・顧客維持の自動化テンプレート)
日本対応
よくある質問
4件
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Q. KeapはHubSpotと何が違いますか? ▾
Q. ChatGPTやClaudeなどのAIエージェントからKeapを操作できますか? ▾
Q. Keapの無料プランはありますか? ▾
Q. 2024年にThryv Holdingsに買収された影響はありますか? ▾
クイック情報
- 料金モデル
- subscription
- 公開年
- 2001
- 国
- 🇺🇸 アメリカ
注意・補足
- · 2001年にInfousionsoft名で創業、2019年にKeapへリブランド。2024年10月にThryv Holdingsが8,000万ドルで買収。
- · REST API v1/v2、OAuth 2.0、REST Hooks(署名付きWebhook)を公式提供。OpenAPI仕様書あり。
- · AI機能はメール/SMS文章生成・スマートリードスコアリング・オートメーション提案など実用志向の後付け型AI。
- · 日本語UIおよびドキュメントは非対応。JCB決済・円建て請求も未確認。
- · Agent Ready 調査(2026-04-30): developer.keap.com: REST API v1/v2 + OAuth 2.0 + REST Hooks(HMAC-SHA256 署名付きWebhook)+ OpenAPI 仕様書公開。公式 SDK は未提供