Dextとは?
Dextは経理・記帳業務の自動化に特化した英国発のクラウドプラットフォームです。レシート・請求書・銀行明細をモバイルアプリ・メール・直接アップロードで取り込み、AIとOCRが99.9%の精度でデータを抽出・分類します。Xero・QuickBooks・Sageなど30以上の会計ソフトと連携し、仕訳作業を大幅に削減。12,000以上の会計事務所・70万社以上の企業が活用しています。2025年にはAI Agentの提供も開始し、繰り返し業務のさらなる自動化を推進。2024年12月にIRIS Software Groupに買収され、エンドツーエンドの会計自動化プラットフォームとして進化しています。
Dext(デクスト) は、クラウド会計・経理ソフト領域で使われるSaaSです。レシートや請求書の自動データ抽出・仕訳に特化したクラウドサービス。OCRとAIで99.9%の精度を実現し、Xero・QuickBooks・Sageなど30以上の会計ソフトと連携。700,000社以上が利用し、2024年にIRIS Software Groupに買収された英国発のBookkeeping Automationプラットフォーム。 SaaS MAPでは、単に有名かどうかではなく、AI機能、Agent Ready、料金、日本からの使いやすさ、外部連携の観点から導入判断に必要な情報を整理しています。
AI機能はネイティブ機能として組み込まれており、AIとOCRによる99.9%精度のレシート・請求書データ抽出・機械学習による経費カテゴリ自動分類と仕訳提案・行単位の明細抽出(Line-item extraction)などに活用できます。また、Agent Readyの観点では、コミュニティMCP・REST API・Zapier/Makeに対応している点を確認できます。AI時代のSaaS選定では、ツール単体の機能だけでなく、APIやWebhookを通じて他のツールから操作できるか、将来的にAIエージェントへ作業を任せられるかが重要になります。
日本語UI、JCB決済、日本円請求書などの国内対応は導入前に公式情報で確認したい項目です。有料プランは月額$34前後から検討できます。導入時は、公式サイトの最新料金、サポート体制、データ管理、既存ワークフローとの重複を確認し、まず小さな業務範囲で試すと失敗しにくくなります。
Dext(デクスト) を検討する際は、同じ クラウド会計・経理ソフト カテゴリの候補と、機能の深さ、連携のしやすさ、運用コスト、チームに定着するまでの学習コストを比較するのがおすすめです。SaaS MAPのスコアは公開情報をもとにした比較の入口であり、最終判断では公式ドキュメントと自社の利用シーンを照らし合わせて確認してください。
SaaS MAPで見るDextの判断ポイント
向いているケース
Dextは、AIエージェントや業務自動化と組み合わせたいチームに向いた候補です。API、Webhook、SDKなどの対応状況を比較軸にしやすいツールです。
導入前に確認したいこと
日本語UIや日本語ドキュメントは限定的な可能性があります。日本円請求書や支払い条件は導入前に確認したい。
評価に使っているDB項目
- ✓ クラウド会計・経理ソフト領域で、経理・記帳をAIで自動化するクラウド会計データ管理プラットフォーム
- ✓ 料金面は$34/月から。個人・小規模チームでも試しやすいかを確認しやすい。
- ✓ 自動化・AIエージェント連携では コミュニティMCP / REST API / Zapier/Make / Write API に対応。
- ✓ AI活用はネイティブAI搭載で、日常業務への組み込みやすさを評価できる。
Dextの歩み
- KEY
Receipt Bankとしてロンドンで創業(共同創業者: Alexis Prenn・Damian Hughes)
-
Insight Venture Partnersよりシリーズ$50M調達、累計$65M超
- KEY
Receipt BankからDextへリブランド、Xavier Analyticsを統合
-
AI Agent Betaおよび110以上の新機能をリリース
- KEY
IRIS Software Groupによる買収が完了(12月)
Dextでできること
AIによる高精度データ抽出
独自のOCRと機械学習を組み合わせ、レシート・請求書・明細書から金額・日付・税額などを99.9%の精度で自動抽出します。
自動カテゴリ分類・仕訳提案
過去の取引パターンを学習し、勘定科目・コスト部門・プロジェクトコードを自動提案。会計ソフトへのワンクリック連携が可能です。
30以上の会計ソフト連携
Xero・QuickBooks Online・Sage・NetSuiteなど主要会計ソフトと双方向連携。11,500以上の銀行バンクフィードにも対応します。
経費精算・マイレージ管理
従業員がモバイルから経費を申請・承認できるワークフロー機能を搭載。マイレージ計算も自動化し、監査証跡をデジタルで管理します。
Vault ドキュメントストレージ
AIを活用したドキュメント保管・検索機能。2024年4月のローンチ以来100万件以上を処理しており、ペーパーレス監査対応を支援します。
AI Agent(Beta)
繰り返しの記帳タスクを学習・自動化するインテリジェントアシスタント。2026年Q1に一般提供予定で、ルーティンワークをさらに削減します。
こんな使い方
会計事務所のクライアント対応効率化
会計士・税理士・記帳代行業者複数クライアントのレシート・請求書処理を一元管理し、データ入力工数を大幅削減。クライアントが自分のスマホで撮影した証憑をリアルタイムで受取・処理できます。
中小企業の経費管理自動化
CFO・経理担当者・中小企業オーナー従業員の経費申請から承認・仕訳連携まで自動化。紙の領収書管理や手入力を撲滅し、月次決算サイクルを短縮します。
EC・サービス業の請求書処理
ECオーナー・飲食・小売業の経営者大量の仕入れ請求書を自動処理し、行単位の明細抽出で正確な原価管理を実現。会計ソフトとのリアルタイム同期で資金繰り把握を迅速化します。
メリット・デメリット
メリット
- ✓ 99.9%の高精度OCRで手入力エラーをほぼ排除できる
- ✓ Xero・QuickBooksなど主要会計ソフトとシームレスに連携
- ✓ モバイルアプリが使いやすく、現場での証憑取り込みがスムーズ
- ✓ 会計事務所向け機能が充実しており、複数クライアント管理が効率的
- ✓ 14日間フル機能無料トライアルが利用可能
デメリット
- × 日本語UIおよびドキュメントが未対応で、日本市場での利用には英語スキルが必要
- × プラン最安値でも$34/月(年払い)と中小企業・個人事業主には高価格帯
- × APIがData Health & Insights専用に限定されており、汎用的な自動化連携には制限がある
料金プラン
料金は記事執筆時点(2026年4月)の情報です。為替レートやプラン改定により変動する場合があります。最新情報は Dext公式サイト をご確認ください。
AI観点の評価
- ✓ AIとOCRによる99.9%精度のレシート・請求書データ抽出
- ✓ 機械学習による経費カテゴリ自動分類と仕訳提案
- ✓ 行単位の明細抽出(Line-item extraction)
- ✓ AI Agent Beta:繰り返し業務の自動化アシスタント(2026年Q1 GA予定)
- ✓ Vault:AIによるドキュメントストレージと管理
日本対応
よくある質問
4件
▾
Q. Dextは日本語に対応していますか?
▾
Q. 旧称のReceipt Bankとどう違いますか?
▾
Q. Zapierで何ができますか?
▾
Q. 2024年のIRIS買収後もサービスは継続しますか?
▾
クイック情報
- 料金モデル
- subscription
- 公開年
- 2010
- 国
- 🇬🇧 イギリス
注意・補足
- · 旧称はReceipt Bank(2010年創業)、2021年2月にDextへリブランド
- · 2024年12月にIRIS Software Groupが買収を完了
- · AIエージェント(Beta)を2025年後半にローンチ、2026年Q1に一般提供予定
- · 11,500以上の銀行・金融機関とのバンクフィード接続に対応
- · Agent Ready 調査(2026-04-30): dext.com Developer API: Data Health & Insights向けREST API + Zapier連携。OAuth / 公式SDK / OpenAPI スキーマ / Webhook署名は未提供(2026-05)