Brevo PushOwlとは?
Brevo PushOwlは、Shopifyストアオーナーが1つのダッシュボードでメール・Webプッシュ通知・SMSマーケティングを完結できるオールインワンプラットフォーム。機械学習を活用した「スマート配信」機能が購読者ごとに最適な送信時刻を自動判断し、開封率とコンバージョンを高める。カゴ落ち回復・在庫復活・価格下落アラートなど主要なeコマース自動化シナリオをノーコードで設定可能。Brevo APIはOpenAPI v2準拠で多言語公式SDKを提供しており、外部システムとの連携も柔軟。もとはインドのブートストラップスタートアップだったPushOwlを、フランスのBrevoが2021年に買収して誕生した。無料プランでは月500インプレッション+基本メール機能を永続的に利用できる。
Brevo PushOwlの歩み
- KEY
Shashank KumarがBangaloreでPushOwlを創業。Shopify向けWebプッシュ通知SaaSとしてスタート
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ARR 70万ドル・顧客数1万超を達成。ブートストラップで成長したスタートアップとして注目を集める
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フランスのSendinblue(現Brevo)が約2000万ドルでPushOwlを買収。創業者はBrevoのVP of Productとして参画
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SendinblueがBrevoにブランド刷新。PushOwlをBrevoのeコマースマーケティングスイートに統合
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Brevo PushOwlとして統合版をリリース。メール・プッシュ・SMSを単一ダッシュボードで管理可能に
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BrevoがGeneral Atlanticから5億ユーロの資金調達でユニコーン企業へ。PushOwlのAI機能を強化
Brevo PushOwlでできること
Webプッシュ通知
メール登録不要でブラウザに直接通知を送れるマーケティングチャネル。匿名の訪問者を再エンゲージし、購読者数に上限なし
スマート配信(Smart Delivery)
機械学習で各購読者のアクティブ時間帯を学習し、24時間以内の最適タイミングに自動分散配信してエンゲージメントを最大化
eコマース自動化フロー
カゴ落ち回復・在庫復活・価格下落・発送通知・ブラウズ放棄など主要シナリオをノーコードで設定。Shopify Flowとのネイティブ連携も対応
メール+SMSマーケティング
Brevo基盤のメール配信機能とSMSを統合。AIアシストによるテンプレート生成、多言語パーソナライズ、詳細なA/B分析を提供
スマートセグメンテーション
行動履歴・購買回数・LTV・地域・RFM指標などを組み合わせて精密なオーディエンス設定が可能。「推測」不要のターゲティングを実現
詳細アナリティクス
キャンペーンROI・クリック率・収益貢献度などを可視化。何が売上を動かしているかをリアルタイムで把握できるダッシュボード
こんな使い方
カゴ落ち回復でリピート購入を促進
Shopifyストアオーナー・ECマーケター購入を途中離脱した顧客にプッシュ通知を自動送信し、カートを思い出させてコンバージョンを回収。メール未登録の匿名ユーザーにも届く
在庫復活・価格変動を即時告知
アパレル・家電・コスメ系ECオーナー欲しいものリスト登録商品の在庫復活や値下がりを自動通知。ユーザーが能動的に戻ってくる仕組みをノーコードで構築
メール×プッシュ×SMSのマルチチャネル配信
マーケティング担当者・グロースチーム単一ダッシュボードからメール・プッシュ通知・SMSを組み合わせた自動化ワークフローを設計。チャネルごとの到達率を最大化
メリット・デメリット
メリット
- ✓ 購読者数無制限・インプレッション数ベースの従量課金で初期コストを抑えやすい
- ✓ 機械学習による最適送信時間の自動算出(Smart Delivery)でエンゲージメントが向上
- ✓ Shopifyとのネイティブ連携が強力でカゴ落ちなど主要シナリオをノーコードで設定可能
- ✓ OpenAPI準拠のREST APIと多言語公式SDKで外部システムへの組み込みが容易
- ✓ 無料プランが永続的に利用でき、小規模ストアが試しやすい
デメリット
- × 日本語UIおよびドキュメントが非提供でローカル対応が乏しい
- × Smart Delivery・詳細セグメントなどAI機能は上位プラン(Power Bundle)限定
- × Shopify専用設計のため他ECプラットフォーム(WooCommerce等)での利用は限定的
料金プラン
料金は記事執筆時点(2026年4月)の情報です。為替レートやプラン改定により変動する場合があります。最新情報はBrevo PushOwl公式サイトをご確認ください。
AI観点の評価
- ✓ Smart Delivery(機械学習による購読者ごとの最適送信時間の自動算出)
- ✓ AIアシストによるメールテンプレート生成・最適化提案
- ✓ 行動・購買履歴・LTV/AOVに基づくAIスマートセグメンテーション
- ✓ 高度アルゴリズムによる配信タイミング最適化とA/Bテスト自動分析
- ✓ 多言語パーソナライズキャンペーンの自動生成支援
日本対応
よくある質問
4件
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Q. Brevo PushOwlの無料プランではどこまで使えますか? ▾
Q. PushOwlとBrevoの関係は何ですか? ▾
Q. AIエージェントやClaude・ChatGPTからBrevo PushOwlを操作できますか? ▾
Q. Smart Deliveryとは何ですか?どのプランで使えますか? ▾
クイック情報
- 料金モデル
- freemium
- 公開年
- 2016
- 国
- 🇫🇷 フランス
注意・補足
- · 2016年にShashank KumarがBangaloreで設立したPushOwlを、Brevo(旧Sendinblue)が2021年9月に約2000万ドルで買収
- · 印象数(インプレッション)ベースの従量課金モデルで、購読者数ではなく実際の送信量で費用が決まる
- · Brevo APIはOpenAPI v2準拠でPython・Node.js・PHP・Ruby・Java・Go等の公式SDKを提供
- · 日本語UIおよびドキュメントは非公式、日本円請求・JCB対応の確認情報なし
- · Agent Ready 調査(2026-04-30): developers.brevo.com: OAuth 2.0 + Node/Python/PHP/Ruby/Java/Go 公式 SDK + OpenAPI v2 + transactional write。PushOwl 固有の webhook 署名は未確認(Brevo 側の署名は brevo エントリ参照)