SlackとDiscordの徹底比較|料金・AI機能・MCP対応【2026年5月最新】
業務連絡と外部連携はSlack、コミュニティ運営や音声常設の場づくりはDiscordが向きます。
Slackが向いている人
- ✓ 社内コミュニケーションを業務システムと連携したい
- ✓ チャンネル設計、検索、通知管理を重視する
- ✓ 監査やエンタープライズ管理が必要
Discordが向いている人
- ✓ ユーザーコミュニティやオンラインサロンを運営する
- ✓ 音声チャンネル中心で常時集まりたい
- ✓ 無料で大人数の場を作りたい
Slack
チームのコミュニケーションを一か所に集約するビジネスチャットプラットフォーム
Slackはチャンネルベースのビジネスメッセージングツール。チーム内外のコミュニケーション・ファイル共有・ワークフロー自動化を一元管理できる。2,600以上のアプリ連携と公式MCPサーバーにより、外部AIエージェントからもSlackを操作できる。AI機能(Slack AI)はチャンネル要約・会議議事録・横断検索をネイティブに提供する。
Discord
グループチャットをもっと楽しく、もっとつながりやすく
ボイス・ビデオ・テキストを一体化したコミュニティ向けコミュニケーションプラットフォーム。ゲーマー発祥ながらいまやビジネス・学習・クリエイター界隈でも広く使われる。サーバー単位でコミュニティを構築でき、チャンネル管理・権限設定・Bot連携などを柔軟にカスタマイズできる。
AIスコアの内訳
AIスコアとは?
AIスコア=(AI機能搭載度 + Agent Ready)÷ 10 × 100
① AI機能搭載度(0〜5点)
- 4〜5点 — AIをコア機能として搭載(AIネイティブ)
- 2〜3点 — AI機能を後付けで追加
- 0〜1点 — AI機能なし or 最小限
② Agent Ready(0〜5点)
- MCP層(最大2点)
- 公式MCPサーバー +2点
- コミュニティMCP(公式なし)+1点
- API層(最大2点)
- REST / GraphQL API +1点
- 書き込みAPI(Write API)+0.5点
- OpenAPIスキーマ公開 +0.5点
- 連携・実装層(最大1点)
- Function Calling 実装実例 +0.5点
- 公式SDK +0.25点 / OAuth対応 +0.25点
- 自動化層(最大0.5点)
- Zapier / Make 対応 +0.25点
- Webhook + シグネチャ検証 +0.25点
合計は上限5点でキャップ。同点の場合は 公式MCP有無 → API充実度 → 登録年 で順位決定
SaaS MAPのAIスコアは「AI機能搭載度」と「Agent Ready」の2軸を100点換算した独自指標です。単にAI機能があるかだけでなく、Claude・ChatGPT・CursorなどのAIエージェントから操作しやすいかも見ています。
| 項目 | Slack | Discord |
|---|---|---|
| AI機能搭載度 | 5/5 AIを中核機能として使える
例: チャンネル・スレッドの自動要約 / ハドルミーティングの議事録自動生成 | 3/5 一部機能でAIを使える
例: Clyde AIチャットボット(@メンション起動、質問応答・画像生成) / AutoModによるAIベースのコンテンツモデレーション |
| Agent Ready | 5/5
公式MCPでAIエージェント連携に強い
公式MCP
REST API
Webhook
SDK
| 3/5
APIや自動化連携は一部対応
REST API
Webhook
SDK
|
| 総合点 | 100/100 = (5 + 5) / 10 × 100 | 60/100 = (3 + 3) / 10 × 100 |
用途別おすすめ早見表
| 用途 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 社内の業務チャット | Slack | SaaS連携、検索、権限管理が業務利用に合う |
| ファンコミュニティ | Discord | ロール、音声、イベント運営がコミュニティ向き |
| 顧客サポート連携 | Slack | 通知、ワークフロー、CRM連携を組み込みやすい |
機能・スペック比較表
| 項目 | Slack | Discord |
|---|---|---|
| スコア | ||
| AIスコア(/100) | 100点 | 60点 |
| AI機能スコア(/5) | 5/5 | 3/5 |
| Agent Readyスコア(/5) | 5/5 | 3/5 |
| 料金 | ||
| 無料プラン | ✓ | ✓ |
| 最安価格(USD/月) | $7.25 | $2.99 |
| Agent Ready | ||
| 公式MCPサーバー | ✓ | ✗ |
| REST API | ✓ | ✓ |
| Webhooks | ✓ | ✓ |
| 公式SDK | ✓ | ✓ |
| OpenAPIスキーマ | ✗ | ✗ |
| 日本対応 | ||
| 日本語UI | ✓ | ✓ |
| 日本語ドキュメント | ✓ | ✗ |
| JCBカード対応 | ✗ | ✗ |
| 日本円請求 | ✗ | ✗ |
メリット・デメリット比較
Slack
- ✓ 2026年GA済みの公式MCPサーバーで、AIエージェントとの連携が最も充実したチャットツール
- ✓ Webhookの署名検証・OAuth・公式SDK(Python/JS)が揃い、開発者体験が高い
- ✓ 2,600以上のアプリ統合と豊富なAPIで既存スタックへの組み込みが容易
- ✓ 日本語UI・ドキュメントが充実しており、国内企業での導入障壁が低い
- × 無料プランはメッセージ履歴90日・連携アプリ10個に制限されており、実務利用には有料プランが必須
- × Business+の価格($15/月/ユーザー)はMicrosoft Teamsなど競合より高い
- × AIとSlackbot高度機能はBusiness+以上に限られており、Proプランでは利用できない
Discord
- ✓ 無料でほぼ全機能が使える。ボイス・ビデオ・テキスト・Bot連携まで追加費用なし
- ✓ REST API・Webhooks・OAuth2が公式ドキュメント化されており開発者フレンドリー
- ✓ 日本語UIに対応しており、日本語話者のコミュニティも多い
- ✓ コミュニティ製MCP実装が複数存在し、ClaudeなどのAIエージェントから操作しやすい
- × ビジネス用途向けのメッセージ検索・監査ログなどのガバナンス機能はSlack等に劣る
- × 公式MCP・OpenAPIスキーマが未整備で、エンタープライズ連携には自前実装が必要
- × 大規模サーバーではメッセージが流れやすく、情報管理が難しい
乗り換え・併用の注意点
SlackとDiscordは文化が違うため、単純移行よりも「業務はSlack、コミュニティはDiscord」の併用が現実的です。
比較の根拠
SaaS MAPのDBで見るSlackとDiscordの違い
この比較では、公式サイトへのリンクだけでなく、料金、AI機能、Agent Ready、日本対応、導入前の注意点をDB項目として整理しています。スコアは判断の入口であり、最終的には自分の運用条件に合うかを下の項目で確認します。
| 観点 | Slack | Discord |
|---|---|---|
| 料金・試しやすさ 無料枠、最安価格、価格モデルを見て、個人開発や小規模チームでも検証しやすいかを確認します。 | 無料枠あり | 無料枠あり |
| AIエージェント連携 MCP、API、Webhook、SDK、OpenAPIなど、外部から安全に操作できる接続口を比較します。 | 公式MCP / コミュニティMCP / REST API / Webhook / Function Calling | コミュニティMCP / REST API / Webhook / Zapier/Make / OAuth |
| 日本での使いやすさ 日本語UI、ドキュメント、JCB、日本円請求書など、導入後の運用で詰まりやすい項目を見ます。 | 日本語UI / 日本語ドキュメント | 日本語UI |
| 導入前の注意点 ランキング順位だけでなく、料金改定、支払い条件、API制限、データ管理要件を確認します。 | 日本円請求書や支払い条件は導入前に確認したい。 | 日本円請求書や支払い条件は導入前に確認したい。 |
料金プラン比較
料金は記事執筆時点(2026年5月)の情報です。変動する場合があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
Slack
無料プランあり- · メッセージ履歴90日
- · 連携アプリ最大10個
- · 1対1ハドルミーティング
- · 利用枠内でのメッセージ履歴
- · 利用枠内でのアプリ統合
- · グループハドルミーティング(最大50名)
- · Slack AI(要約・横断検索・議事録)
- · Slackbot パーソナルAIエージェント
- · SAML シングルサインオン
- · 複数ワークスペースの一元管理
- · エンタープライズグレードのAI機能
- · カスタムデータ保持ポリシー
よくある質問
SlackとDiscord、どちらを選べばよいですか?
業務連絡と外部連携はSlack、コミュニティ運営や音声常設の場づくりはDiscordが向きます。 AIスコアはSlackが100点、Discordが60点で、SaaS MAPの独自評価ではSlackが上回ります。ただし、最終判断はスコアだけでなく、利用人数、既存ツール、移行コスト、AI/API連携の必要性まで合わせて見るのがおすすめです。
SlackとDiscordを乗り換える時の注意点は?
SlackとDiscordは文化が違うため、単純移行よりも「業務はSlack、コミュニティはDiscord」の併用が現実的です。
【Slack】Slackの無料プランでできることは何ですか?
メッセージ履歴90日・連携アプリ最大10個・1対1ハドルミーティングが利用できます。チームの試験導入には十分ですが、履歴の全参照や高度なワークフローには有料プランが必要です。
【Slack】SlackはAIエージェント(Claude等)から操作できますか?
はい。2026年2月にGA提供された公式MCPサーバーにより、MCP対応のAI(Claude・Perplexityなど)がSlackの検索・投稿・チャンネル管理をAPI経由で直接実行できます。
【Discord】Discordは無料で使えますか?
はい。ボイス・ビデオ・テキスト・Bot連携を含むほぼすべての機能が無料で利用できます。Nitro($2.99〜/月)はカスタム絵文字・大容量ファイル送信・HD動画などの付加機能を追加するオプションです。
【Discord】AIエージェント(Claude等)からDiscordを操作できますか?
公式MCPサーバーはありませんが、コミュニティ製のMCPサーバーが複数公開されており、Claude Codeなどから手軽に接続できます。REST APIとWebhooks、OAuth2が整備されているため、カスタム連携も比較的容易です。
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