1PasswordとKeeperの徹底比較|料金・AI機能・MCP対応【2026年8月最新】
開発・IT部門を含むチームの秘密情報管理なら1Password、法人向け管理機能とゼロトラスト寄りの統制を重視するならKeeper Securityが候補です。
1Passwordが向いている人
- ✓ チームのパスワードと秘密情報をまとめたい
- ✓ 開発者やIT部門のワークフローにも載せたい
- ✓ 使いやすさと導入定着を重視する
Keeperが向いている人
- ✓ 企業向けの権限管理や監査を重視する
- ✓ パスワード管理に加えてセキュリティ統制を強めたい
- ✓ 管理者視点で利用状況を細かく見たい
1Password
Secure every sign-in, secret, and access across humans and AI agents
2006年カナダ・トロント発のパスワード・シークレット管理SaaS。個人・家族・チーム・エンタープライズまで横断的にカバーし、ブラウザ拡張・ネイティブアプリでのパスワード/Passkey管理に加え、開発者向けに1Password CLI(op)、Connect Server(self-hosted REST proxy)、JavaScript/Python/GoのSDK、SSH Agent、Events APIによるWebhooks、SCIM Bridgeまで提供。Claude Code向け公式「1Password Manager Skill」やStackOne・MCP marketplace経由のMCPサーバーにより、AIエージェントが安全に資格情報を取り扱える「Agent Ready」な認証基盤として位置付けられている。
Keeper
Password management, privileged access, and secrets management for organizations
Keeper は企業・個人向けのパスワード管理を中心に、特権アクセス管理(PAM)やシークレット管理まで提供するサイバーセキュリティSaaS。
AIスコアの内訳
AIスコアとは?
AIスコア=(AI機能搭載度 + Agent Ready)÷ 10 × 100
① AI機能搭載度(0〜5点)
- 4〜5点 — AIをコア機能として搭載(AIネイティブ)
- 2〜3点 — AI機能を後付けで追加
- 0〜1点 — AI機能なし or 最小限
② Agent Ready(0〜5点)
- MCP層(最大2点)
- 公式MCPサーバー +2点
- コミュニティMCP(公式なし)+1点
- API層(最大2点)
- REST / GraphQL API +1点
- 書き込みAPI(Write API)+0.5点
- OpenAPIスキーマ公開 +0.5点
- 連携・実装層(最大1点)
- Function Calling 実装実例 +0.5点
- 公式SDK +0.25点 / OAuth対応 +0.25点
- 自動化層(最大0.5点)
- Zapier / Make 対応 +0.25点
- Webhook + シグネチャ検証 +0.25点
合計は上限5点でキャップ。同点の場合は 公式MCP有無 → API充実度 → 登録年 で順位決定
SaaS MAPのAIスコアは「AI機能搭載度」と「Agent Ready」の2軸を100点換算した独自指標です。単にAI機能があるかだけでなく、Claude・ChatGPT・CursorなどのAIエージェントから操作しやすいかも見ています。
| 項目 | 1Password | Keeper |
|---|---|---|
| AI機能搭載度 | 1/5 AI機能は限定的
例: AIエージェント向けシークレット安全注入(CLI/SDK経由) / 1Password Manager Skill for Claude Code | 2/5 一部機能でAIを使える
例: KeeperAI agentic threat detection and response add-on |
| Agent Ready | 5/5
公式MCPでAIエージェント連携に強い
公式MCP
REST API
Webhook
SDK
| 2/5
APIや自動化連携は一部対応
REST API
SDK
|
| 総合点 | 60/100 = (1 + 5) / 10 × 100 | 40/100 = (2 + 2) / 10 × 100 |
用途別おすすめ早見表
| 用途 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| チームのパスワード管理 | 1Password | 利用者に定着させやすい体験を取りやすい |
| 法人セキュリティ統制 | Keeper | 管理者機能や統制要件を比較しやすい |
| 秘密情報の安全な共有 | 両方候補 | 使いやすさと管理統制のバランスで選びたい |
機能・スペック比較表
| 項目 | 1Password | Keeper |
|---|---|---|
| スコア | ||
| AIスコア(/100) | 60点 | 40点 |
| AI機能スコア(/5) | 1/5 | 2/5 |
| Agent Readyスコア(/5) | 5/5 | 2/5 |
| 料金 | ||
| 無料プラン | ✗ | ✗ |
| 最安価格(USD/月) | $3.99 | $3.58 |
| Agent Ready | ||
| 公式MCPサーバー | ✓ | ✗ |
| REST API | ✓ | ✓ |
| Webhooks | ✓ | ✗ |
| 公式SDK | ✓ | ✓ |
| OpenAPIスキーマ | ✗ | ✗ |
| 日本対応 | ||
| 日本語UI | ✓ | ✗ |
| 日本語ドキュメント | ✓ | ✗ |
| JCBカード対応 | ✓ | ✗ |
| 日本円請求 | ✗ | ✗ |
メリット・デメリット比較
1Password
- ✓ CLI / Connect / SDK / SSH Agent / Events APIまで揃う、開発者向けエコシステムの厚さは業界トップクラス
- ✓ Claude Code向け公式Skill・MCPサーバー対応で、AIエージェント時代の認証基盤として最も実用度が高い
- ✓ Bitwardenよりもファミリー機能・ネイティブアプリのUXが洗練されており、Dashlaneよりも開発者体験が圧倒的
- ✓ 日本語UI・日本語ドキュメントを正式サポートし、JCBでの個人決済も可能
- × オープンソースのBitwardenと違いクラウドのみ、self-hostedはConnect Serverに限定
- × 2026年3月の値上げでBitwarden / Proton Passとの価格差が広がった
- × 日本円建ての法人請求書には未対応、Enterprise契約はUSD建てのみ
- × AI機能そのものは内蔵していないため「AI機能搭載度」軸では低スコアになりやすい
Keeper
- ✓ 認証・SSO・Identity領域の業務をまとめて整理しやすい
- ✓ Agent Readyの観点では、REST APIに対応している点を確認できます
- ✓ 有料プランは月額$3.58前後から検討できますため、予算感を比較しながら検討できる
- × 料金・機能は変更されることがあるため公式情報の確認が必要
- × 既存ツールとの機能重複や移行コストを事前に見積もる必要がある
- × 日本語対応や請求条件は導入前の確認が必要
乗り換え・併用の注意点
保管庫、共有権限、SSO、監査ログ、ブラウザ拡張、緊急アクセスを確認してください。移行時はCSV出力だけに頼らず、権限構造と共有範囲を見直すことが重要です。
比較の根拠
SaaS MAPのDBで見る1PasswordとKeeperの違い
この比較では、公式サイトへのリンクだけでなく、料金、AI機能、Agent Ready、日本対応、導入前の注意点をDB項目として整理しています。スコアは判断の入口であり、最終的には自分の運用条件に合うかを下の項目で確認します。
| 観点 | 1Password | Keeper |
|---|---|---|
| 料金・試しやすさ 無料枠、最安価格、価格モデルを見て、個人開発や小規模チームでも検証しやすいかを確認します。 | $3.99/月から | $3.58/月から |
| AIエージェント連携 MCP、API、Webhook、SDK、OpenAPIなど、外部から安全に操作できる接続口を比較します。 | 公式MCP / コミュニティMCP / REST API / Webhook / Function Calling | REST API / 公式SDK / Write API |
| 日本での使いやすさ 日本語UI、ドキュメント、JCB、日本円請求書など、導入後の運用で詰まりやすい項目を見ます。 | 日本語UI / 日本語ドキュメント / JCB対応 | 日本対応は要確認 |
| 導入前の注意点 ランキング順位だけでなく、料金改定、支払い条件、API制限、データ管理要件を確認します。 | 日本円請求書や支払い条件は導入前に確認したい。 | 日本語UIや日本語ドキュメントは限定的な可能性があります。日本円請求書や支払い条件は導入前に確認したい。 |
料金プラン比較
料金は記事執筆時点(2026年5月)の情報です。変動する場合があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
1Password
有料のみ- · 1ユーザー、利用枠内でのアイテム・デバイス
- · Passkey・Watchtower・Secret Sharing
- · 2026-03-27改定(旧$2.99)
- · 最大5人、追加メンバーは$1/月
- · 家族共有金庫・ゲスト共有
- · 2026-03-27改定(旧$4.99)
- · 小規模チーム向け定額
- · 管理コンソール・共有金庫
- · 11人目以降はBusinessへ移行
- · SSO連携・カスタムロール
- · Events API・SCIM Bridge
- · 1Password Developer Tools全機能
- · 専任カスタマーサクセス
- · Trelica(SaaS Access Management)
- · オンボーディング支援・SLA
Keeper
有料のみ- · personal password manager
- · unlimited devices
- · secure vault
- · family password management
- · multiple private vaults
- · secure sharing
- · encrypted vault and admin console
- · credential sharing and autofill
- · 5-10 users
- · free trial
- · shared team folders
- · delegated administration
- · advanced organization structure
- · free Family Plan for every user
- · SCIM/AD/LDAP/SSO/SAML
- · advanced MFA
- · RBAC
- · Developer APIs
- · privileged access management
- · secrets management
- · remote access/session recording
- · zero-trust network access
よくある質問
1PasswordとKeeper、どちらを選べばよいですか?
開発・IT部門を含むチームの秘密情報管理なら1Password、法人向け管理機能とゼロトラスト寄りの統制を重視するならKeeper Securityが候補です。 AIスコアは1Passwordが60点、Keeperが40点で、SaaS MAPの独自評価では1Passwordが上回ります。ただし、最終判断はスコアだけでなく、利用人数、既存ツール、移行コスト、AI/API連携の必要性まで合わせて見るのがおすすめです。
1PasswordとKeeperを乗り換える時の注意点は?
保管庫、共有権限、SSO、監査ログ、ブラウザ拡張、緊急アクセスを確認してください。移行時はCSV出力だけに頼らず、権限構造と共有範囲を見直すことが重要です。
【1Password】BitwardenやDashlane、LastPassとの違いは?
Bitwardenは無料・OSS・self-hosted可能で価格優位、Dashlaneは個人向けUIに特化、LastPassは過去のインシデントで企業利用が縮小傾向。1PasswordはネイティブUXとDeveloper Tools・Agent Ready対応の厚みでバランス最良。AI/エージェント連携重視なら現時点では1Passwordが第一候補。
【1Password】日本語UI・日本語ドキュメントには対応していますか?
macOS / Windows / iOS / Android / ブラウザ拡張すべてで日本語UIに対応、サポートドキュメントも公式に日本語化されている。サポート問い合わせは英語が基本だが、翻訳ベースで日本語チケットも受け付けている。
【Keeper】KeeperPAMは別製品ですか?
KeeperPAMはKeeper Securityプラットフォームの一部で、VaultやID基盤と統合され、PAM、Secrets、Remote Access、Session Recording、ZTNAをまとめて扱います。
【Keeper】無料トライアルはありますか?
Keeper Business、Keeper Enterprise、KeeperPAMで無料トライアルが提供されています。
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