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1Password

ワンパスワード

Secure every sign-in, secret, and access across humans and AI agents

1Password 公式サイトへ
MCP公式 日本語UI JCB対応 REST API
AIスコア
60 /100
AI機能
1 /5
エージェント
5 /5
料金
$3.99/月〜

1Passwordとは?

1Passwordは2006年にカナダ・トロントのAgileBitsが立ち上げたパスワード管理SaaS。個人向けの「強いパスワードを作って覚える」用途から始まり、家族共有・チーム・エンタープライズまでスケールしてきた老舗で、現時点ではBitwarden、Dashlane、LastPass、Keeperと並ぶ世界トップクラスのプレイヤー。

プロダクトの軸はクロスプラットフォーム(macOS / Windows / Linux / iOS / Android / 全主要ブラウザ拡張)で同期される秘密金庫、Passkey管理、Secret Sharing(リンク共有)、SSH Agent、Watchtower(漏洩監視)。エンタープライズ向けにはSCIM Bridge、SSO連携、監査ログ、Events API(Webhook)が揃い、Trelica統合でSaaSアカウントの棚卸しまでカバーする方向に進化している。

差別化点はDeveloper Portal経由のエージェント親和性。1Password CLI(op)、Connect Server(self-hosted REST proxy)、JS/Python/Go SDK、Claude Code向け公式「1Password Manager Skill」、StackOne・MCP marketplaceで配布される1Password MCPサーバーにより、Claude / ChatGPT / Cursorから「秘密をプロンプトに直書きせず安全に注入」できる。AI機能を内蔵するのではなく、AIエージェントが資格情報を扱う際の信頼基盤としてポジショニングしている点が現代的。

2026年3月27日にIndividual / Familiesプランの価格改定が行われ、Individual $2.99→$3.99/月、Families $4.99→$5.99/月(いずれも年払い)となった。Business以上は$7.99/user/月から。日本語UI・日本語ドキュメントに対応し、JCBを含む主要クレジットカードで決済可能(請求書はUSD建て)。

1Passwordの歩み

  1. KEY

    AgileBits(Dave Teare・Roustem Karimov)がトロントで創業、Mac向け1Passwordを公開

  2. 1Password for Teamsを発表、ビジネス向け展開を本格化

  3. Accel主導でSeries A $200M調達

  4. KEY

    ICONIQ主導でSeries C $620M、評価額$6.8B

  5. 1Password Developer Tools公開(CLI / Connect / SDK / SSH Agent)

  6. Passkey対応を全プラットフォームに展開

  7. Trelica買収、SaaS Access Management領域へ参入

  8. KEY

    Individual / Familiesプラン値上げ(2026-03-27、$2.99→$3.99 等)

1Passwordでできること

01

Cross-platform Password & Passkey Manager

macOS / Windows / Linux / iOS / Android / Chrome・Safari・Firefox・Edge拡張で同期。E2E暗号化、Secret Key + マスターパスワードの2要素鍵設計でゼロ知識を担保。

02

Developer Tools(CLI / Connect / SDK)

1Password CLI「op」でターミナルから秘密注入、Connect Serverはself-hosted REST proxyとしてCI/CDから利用、公式SDKはJavaScript・Python・Goを提供。

03

Secret Sharing & SSH Agent

期限・閲覧回数制限付きの一時リンクで秘密を共有。1Password SSH AgentはGit署名・SSH鍵をブラウザ外に保管し、生体認証でリリース。

04

Events API / SCIM Bridge / SSO

Events APIでサインイン・アイテムアクセスをSIEMにストリーム、SCIM Bridgeでプロビジョニング自動化、Okta / Azure AD等とのSSO連携をエンタープライズで提供。

05

AI Agent Integration(MCP / Claude Code Skill)

1Password Manager Skill for Claude Code(公式)、StackOne / MCP marketplaceの1Password MCPサーバーにより、Claude・ChatGPT・Cursorからの秘密参照を安全に実装可能。

こんな使い方

個人・家族の日常的な認証管理

個人ユーザー / 家族

パスワード生成・自動入力・Passkey保管・漏洩監視を1つのアプリで完結。Familiesプランは最大5人まで金庫を共有できる。

開発者のSecret Manager

個人開発者 / プラットフォームエンジニア

API キー・DB認証情報・SSH鍵をopコマンド・SDK・Connect経由で取得し、.envやリポジトリへの直書きを排除する。Claude Code Skill経由でAIエージェントにも安全に渡せる。

チーム・エンプラのSSO補完とSaaS棚卸し

情シス / セキュリティ部門

SSO非対応SaaSの共有金庫+Trelicaの利用ログで、Shadow ITを把握しながら退職時のオフボーディングをSCIMで一括処理。

メリット・デメリット

メリット

  • CLI / Connect / SDK / SSH Agent / Events APIまで揃う、開発者向けエコシステムの厚さは業界トップクラス
  • Claude Code向け公式Skill・MCPサーバー対応で、AIエージェント時代の認証基盤として最も実用度が高い
  • Bitwardenよりもファミリー機能・ネイティブアプリのUXが洗練されており、Dashlaneよりも開発者体験が圧倒的
  • 日本語UI・日本語ドキュメントを正式サポートし、JCBでの個人決済も可能

デメリット

  • × オープンソースのBitwardenと違いクラウドのみ、self-hostedはConnect Serverに限定
  • × 2026年3月の値上げでBitwarden / Proton Passとの価格差が広がった
  • × 日本円建ての法人請求書には未対応、Enterprise契約はUSD建てのみ
  • × AI機能そのものは内蔵していないため「AI機能搭載度」軸では低スコアになりやすい

料金プラン

料金は記事執筆時点(2026年4月)の情報です。為替レートやプラン改定により変動する場合があります。最新情報は1Password公式サイトをご確認ください。

AI観点の評価

AI機能
AI機能なし
  • AIエージェント向けシークレット安全注入(CLI/SDK経由)
  • 1Password Manager Skill for Claude Code
エージェント対応
MCP公式
MCPコミュ
REST API
GraphQL
Webhooks
Function Call
Zapier/Make
OAuth対応
公式SDK
OpenAPI公開
Write API
Webhook署名

日本対応

日本語UI
日本語ドキュメント
JCBカード対応
日本円建て請求書

よくある質問 8件

Q. BitwardenやDashlane、LastPassとの違いは?
Bitwardenは無料・OSS・self-hosted可能で価格優位、Dashlaneは個人向けUIに特化、LastPassは過去のインシデントで企業利用が縮小傾向。1PasswordはネイティブUXとDeveloper Tools・Agent Ready対応の厚みでバランス最良。AI/エージェント連携重視なら現時点では1Passwordが第一候補。
Q. 日本語UI・日本語ドキュメントには対応していますか?
macOS / Windows / iOS / Android / ブラウザ拡張すべてで日本語UIに対応、サポートドキュメントも公式に日本語化されている。サポート問い合わせは英語が基本だが、翻訳ベースで日本語チケットも受け付けている。
Q. JCBや日本円で決済できますか?
個人・家族プランはJCB・Visa・Mastercard・Amexでクレジットカード決済可能。請求はUSD建てで、日本円建ての法人請求書(インボイス制度準拠)には未対応。Business以上で日本円決済が必要な場合はリセラー経由が現実的。
Q. 1Password CLI(op)とConnect Serverの違いは?
opはローカル端末・CIランナーから1Passwordクラウドにサインインして秘密を取得するCLI。Connect Serverは自社内部にデプロイするREST proxyで、クラウドへの常時接続が困難な環境やエンタープライズの監査要件に対応する。アプリからはどちらも同じSDK経由で透過的に呼び出せる。
Q. ClaudeやChatGPT、Cursorから操作できますか?
公式の「1Password Manager Skill for Claude Code」が提供されており、Claude Codeから直接秘密を参照・更新できる。さらにStackOneやMCP marketplaceから1Password MCPサーバーが配布されており、Cursor・Claude Desktop・任意のMCPクライアントから利用可能。Function Callingでも公式SDK経由で組み込める。
Q. サーバー側でデータ漏洩が起きたら?
1Passwordはマスターパスワード+Secret Keyの二重鍵によるゼロ知識E2E暗号化を採用しており、サーバーが侵害されても保管データは復号できない設計。万一の漏洩時もWatchtowerで影響アイテムを即座に検知し、Events APIでSIEMに通知できる。
Q. Familiesプランは何人まで使えますか?
Familiesプランは標準で最大5人。追加メンバーは1人あたり$1/月で増やせる。各メンバーは個別の金庫+家族共有金庫を持ち、ゲスト共有も可能。
Q. 2026年3月の価格改定で何が変わりましたか?
2026-03-27にIndividualが$2.99→$3.99/月、Familiesが$4.99→$5.99/月(いずれも年払い)に改定された。既存契約者は次回更新時から新価格が適用される。Business / Enterpriseは据え置き。
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AIスコア / 料金 60 /100 · $3.99/月〜
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