Hive
ハイブThe productivity platform for high-performing teams
Hiveとは?
Hive は2015年にニューヨークで創業された生産性プラットフォーム。Asana・monday.com・ClickUp と同じプロジェクト管理カテゴリに属するが、最大の差別化軸は「ユーザー(顧客企業)からの機能要望投票で開発が進む」というプロダクト開発手法と、All-in-one での機能網羅性にある。
プロジェクトビューはGantt・Kanban・Calendar・Table・Portfolio・Summary など6種類以上を切り替え可能で、同じデータを多角的に扱える。これにPMが好むGanttとエンジニアが好むKanbanを混在運用したいチームに刺さる。
さらにTime Tracking、Forms(外部から要件を受け付けるWebフォーム)、Note Taking(共同編集ドキュメント)、Goals、Resourcing、そして社内メールクライアントの Hive Mail までを統合。Slack・Zoom・Google Drive・Salesforce などの外部連携と、REST API・Webhook・Zapier・Make を備え、外部AIエージェントからの操作も可能。
2023年に発表された Hive AI(HiveMind)は、要約・アクションアイテム抽出・文章生成をワークスペース全体で機能させる。料金は無料プラン(最大10メンバー)から始まり、Starter $7/user/月(年払い、最低5シート)、Teams $18/user/月、Enterprise 要問合せの体系。
Hiveの歩み
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John Furneaux と Eric Typaldos が共同創業(旧名 The Hive)
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ニューヨークで正式ローンチ。Starbucks・Toyota などの大企業からフィードバックを取り込み開発
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リモートワーク需要を背景に成長加速、Time Tracking・Forms を追加
- KEY
Hive AI(HiveMind)を発表、生成AIによるタスク・文章支援を統合
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Hive Mail(社内メールクライアント)と Note Taking を強化、All-in-one 化を加速
Hiveでできること
6種類以上のプロジェクトビュー
Gantt・Kanban・Calendar・Table・Portfolio・Summary を同一プロジェクトで切替可能。役割の異なるメンバーが好みのビューで同じタスクを扱える。
Time Tracking & Resourcing
タスクごとの工数記録、メンバー稼働状況の可視化、プロジェクト原価の試算までを内蔵。エージェンシー業態のクライアント別請求にも対応。
Hive Mail と Note Taking
Gmail・Outlookの受信トレイをHive画面内に統合表示。メールからワンクリックでタスク化、Notesで共同編集ドキュメントを作成。
Hive AI(HiveMind)
OpenAIベースの生成AIアシスタント。タスク自動生成、ドキュメント要約、メール下書き、ステータスレポート作成までを横断的に実行。
Workflow Automation・REST API・Webhook
ノーコードのアクションテンプレートで自動化を構築。REST APIとWebhook、Zapier・Makeにも対応し、外部AIエージェントからの操作が可能。
こんな使い方
マーケティングエージェンシーの案件管理
デジタルエージェンシーのプロジェクトマネージャークライアント別プロジェクトをPortfolioで一覧化、Time Trackingで工数を計測しFormsで案件依頼を受付。請求根拠まで一つのツールで揃う。
PMO・全社ポートフォリオ管理
中堅企業のPMO・経営企画経営層向けにSummary・Goalsで進捗を可視化しつつ、現場はGantt・Kanbanで実行。Hive AIで定例レポートを自動要約。
ハイブリッド運用(リモート+オフィス)
ハイブリッドワーク主体のオペレーションチームHive Mailで受信トレイをHiveに集約、Notesと会議メモから自動でアクション抽出し、リモート/出社混在チームの非同期運用を支える。
メリット・デメリット
メリット
- ✓ Asana・monday・ClickUpと比較してビューの種類と機能網羅性で先行(特にHive Mail内蔵は珍しい)
- ✓ Starter $7/user/月は同カテゴリで最安水準、Free プランも最大10メンバーまで使える
- ✓ Hive AI(HiveMind)が初期から組み込まれ、追加課金なしで生成AIを活用可能
- ✓ REST API・Webhook・Zapier完備で外部AIエージェントからの操作と接続性が高い
デメリット
- × All-in-one を押し過ぎており、初学者は機能が多すぎて学習コストが高い
- × 管理画面・ドキュメントは英語中心で日本語UIは限定的(日本語の入力・表示自体は可能)
- × 有料プランは最低5シートからで、3名以下のチームは Free か他ツールに流れる
- × 公式MCPサーバーは未提供で、Claude Code等から直接操作するにはAPI経由の自前実装が必要
料金プラン
料金は記事執筆時点(2026年4月)の情報です。為替レートやプラン改定により変動する場合があります。最新情報はHive公式サイトをご確認ください。
- 最大10メンバーまで
- 無制限タスク・無制限ストレージ
- Gantt/Kanban/Calendar/Tableビュー
- 基本的なプロジェクト管理機能
- $7/user/月(年払い)、最低5シート
- 10プロジェクトまで
- Time Tracking・Forms
- 基本的なAutomation
- $18/user/月(年払い)、最低5シート
- 無制限プロジェクト
- Hive AI(HiveMind)フル機能
- Hive Mail・高度な自動化・カスタムフィールド
- SSO・SCIM・監査ログ
- 専任カスタマーサクセス
- 高度なセキュリティ・コンプライアンス
- カスタムSLA
AI観点の評価
- ✓ Hive AI(HiveMind)でタスク生成・要約・文章作成を支援
- ✓ 会議メモからのアクションアイテム自動抽出
- ✓ メール下書き・返信のAIアシスト(Hive Mail連携)
- ✓ プロジェクトステータスの自動要約レポート